サッカー=ローマ、ラニエリ氏の監督復帰を発表 今年5月に引退表明
[14日 ロイター] - サッカーのイタリア・セリエA、ローマは14日、イタリア人のクラウディオ・ラニエリ氏が監督業に復帰し、今季終了まで同チームの指揮を執ると発表した。 ラニエリ氏は2016年、昇格1年目だった前年の成績が振るわずに前評判の高くなかったイングランド・プレミアリーグのレスターを奇跡的なリーグ初制覇に導いた。 ユベントス、ローマ、インテルといったイタリアの名門クラブを率いたほか、プレミアリーグでチェルシー、フラム、ワトフォード、スペイン1部でバレンシアやアトレチコ・マドリードなどの指揮官も務めたが、今年5月に監督業から引退していた。 リーグ戦で3勝4分け5敗の12位と苦しむローマは、クロアチア人のイバン・ユリッチ前監督を10日に解任した。 声明で、ラニエリ氏の3度目の監督就任を発表するとともに、「今シーズン終了後は上級管理職の役割を担い、スポーツに関連するあらゆる事柄についてアドバイザーとなる。新監督探しは今後数カ月間続けられ、クラウディオもこの決定に対して発言権を持つ」と述べた。