スマートウォッチPebbleの日本語言語パックが激しく便利
知る人ぞ知るスマートウォッチ「Pebble」の日本語言語パックが激しく便利です。Pebbleを利用するにあたり、これまでの日本語化の方法では、文字化け(いわゆる豆腐)になることがままあったのですが、リリースから1か月近くが経ち、AndroidとiPhoneともに、ほぼ完全な日本語化が実現、Pebbleのハードウェアの恩恵を十分に受けられるようになっています。
この言語パックは、3月28日にJ01がリリースされ、4月22日現在、最新版としてJ06がリリースされています。18ポイントと24ポイントのフォントにおいて、Twitterの頻出漢字TOP5000文字の表示が可能。これを導入して以降、ほとんど文字化けがなく、非常に快適に使えています。制作者は韓国人で、韓国語の言語パックを作ったのに合わせて、日本語の言語パックも開発したのだそう。 これまで、Pebbleと連携するスマートフォンがAndroidであれば、日本語表示補助アプリとして機能する「YaNC PRO」を使うことで、通知に関してはほぼ完全な日本語化ができていましたが、メニュー画面は英語のままで、音楽の再生などでは曲名の表示も化けていました。しかし、Pebble日本語言語パックを導入するとで、これらの問題も解決されています。 Pebbleは、バッテリーが1週間近く持つことや物理的な軽さ、プールでも使える防水仕様など、ほかの主要なスマートウォッチにない特徴を持ち合わせていますが、日本語表示に対応していないことが一番の問題でした。そのため、ガジェット好きの人のなかでも、Pebbleの購入をためらっていた人は少なくありませんでした。 この言語パックの導入は非常にシンプルで、公式ページでは4つのステップが紹介されています。作業そのものも10分かからずに済むはずです。 一方で、これまで「Pebble 日本語 (ひらがな, カタカナ) ファームウェア」を提供してきたテクスプレス(東京都中野区)のサイトでは、「当サイトのファームウェアの公開は終了します」とアナウンス。ユーザーからは「今まで日本語のサポートありがとうございました」「感謝の気持ちで一杯です」と感謝のコメントが多数寄せられています。 また、Pebbleスマートウォッチに関しては、今年2月に新モデル「Pebble Time」がキックスターターで発表されており、出資者には5月に出荷の予定となっています。この言語パックの新モデルへの対応はまだアナウンスされていませんが、ぜひ対応していただきたいですね。 Pebble日本語言語パック配布サイト