弘前での楽天1軍戦 初の8月開催/プロ野球
日本野球機構(NPB)は7日、2025年シーズンのパ・リーグ1軍公式戦の日程を発表し、来年8月26日に青森県弘前市のはるか夢球場で楽天-ソフトバンク戦が開催されることが決まった。同市で1軍戦が行われるのは2年連続6回目で、全て楽天の主催試合。8月開催は初めて。 楽天は同市で行った過去5回の1軍戦のうち、初開催だった17年のオリックス戦以来勝ちがない。ソフトバンク戦は18、22年に続き3度目で、待望の勝利に期待がかかる。 桜田宏市長は「8月後半はリーグ戦の優勝争いが見えてくる時期。楽天には最後まで優勝争いに絡んでもらい、白熱した戦いを繰り広げてほしい」と期待した。 今年7月に同球場で開催された「楽天-オリックス」には1万1525人が来場し、試合が始まる数時間前から球場の周辺は多くのファンでにぎわった。楽天の私設応援団「弘鷲(ひろわし)会」会長の佐藤優さん(52)=大鰐町=は「続けて来てもらえるのは本当にありがたい。このまま定着すれば弘前がもっと盛り上がる。再来年もぜひ開催してほしい」と話した。 試合開始時間やチケットの発売日などは今後決まる。