楽天2位の環太平洋大・徳山一翔、救援で貫禄の4回零封 最速146キロで5奪三振【明治神宮野球大会】
◇21日 明治神宮野球大会大学の部1回戦 環太平洋大3―0名城大 楽天がドラフト2位指名した環太平洋大(中国・四国)のMAX153キロ左腕・徳山一翔投手(4年・鳴門渦潮高)が名城大(東海・北陸)を相手に貫禄の投球を披露。初戦突破に貢献した。 3―0とリードした5回から3番手で登板。「打者一人一人に全力で投げようと意識した」。8回までの4イニングを3安打無失点に封じ、相手に流れを渡さなかった。最速は146キロ、5奪三振の力投だった。 ドラフト指名から約1カ月。注目される登板に向けて「意識はありますけど、まずは試合に勝つことだけを頭の中に入れて、日々練習を頑張ってきました」と準備を重ねてきたという。 大会直前に発熱のアクシデントがあったそうだが「応援の力もあって、力を出すことができた」と、スタンドを埋めた大応援団に感謝した。 次戦は8月のオープン戦でボロ負けした早大が相手。同じ楽天から5位指名された吉納翼外野手(4年・東邦高)もいる。「やり返したい」と雪辱に挑む徳山は、吉納には四球と二塁打の完敗だったそうだ。
中日スポーツ