セルティックOBがレンジャーズとの大一番で注目するのは前田大然!「彼とキューンが成功の鍵を握る可能性がある」
元セルティックのクリス・サットン氏は、レンジャーズ戦での前田大然の活躍に注目した。 今シーズンのリーグ戦3度目となるセルティックとレンジャーズによるグラスゴーの宿敵同士の一戦“オールドファーム”が7日にレンジャーズの本拠地で開催される。セルティックが首位に立つものの、消化数の1試合少ないレンジャーズが勝ち点1差の2位につけており、今シーズンのスコティッシュ・プレミアシップの優勝争いを占う重要な一戦になる。 3連覇を目指すセルティックにとって勝利が必要な一戦を前に、クラブOBのサットン氏はイギリス『デイリー・レコード』のコラムの中で今回のオールドファームについて言及。その中で前田とニコラス・キューンの両翼に注目した。 「イブロックスでの一戦を前にダイゼン・マエダとニコラス・キューンは重要な存在として注目されてはいないだろう。しかし、私はこのペアが日曜日にブレンダン・ロジャーズのチームにとっての成功を手にするための鍵を握る可能性があると強く信じている。私の古巣にとって決して負けられない試合で、重要な選手たちが立ち上がり、頼りにされなければならない午後になるはずだ」 「私にはロジャーズのチームがスピードを使って攻め立て、3対3の場面を作り出すいくつものシナリオを想像することができるし、そのためにはマエダとキューンが必要不可欠だ。日本人はジェームズ・タヴェルニエを相手にするから、彼はこの試合で自身を2倍にも重要にすることのできるさらなる役割を担うことになる。ドイツ人もルドヴァン・ユルマズ相手に同様のことができるはずだ」 「セルティックのクオリティのある選手たちがマエダとキューンを見つけ、彼らがいくつもの場面で素早いボールによって放たれることに何の疑いも持ってはいない。そして、彼らがどれだけのチャンスを作り出せるか、決定的になれるかが鍵になる」 「ロジャーズはキューンにはクオリティがあると言っていたし、マエダはすでにオールドファームを経験した。過去を思い返すことは好きではないが、ジョタとリエル・アバダはサイドからレンジャーズを崩すのを大の得意としていた。彼らを破壊するためにずさんな守備陣に罰を与え、彼らのスピードと能力を使うこと。このようにできるかはマエダとキューン次第だ」