宮ケ瀬ダム、資料館25周年で23日催し 普段立ち入れない階段開放や人気の観光放流も
宮ケ瀬ダム周辺振興財団と国土交通省相模川水系広域ダム管理事務所は23日、同ダム周辺で、宮ケ瀬ダム水とエネルギー館の開館25周年を記念したフェスティバルを開催する。 【空撮映像を見る】宮ケ瀬ダムと宮ケ瀬湖 同館はダム右岸側に1999年に開館。発電やダムの仕組み、周辺市町村の歴史などを紹介している。 フェスティバルでは、ダム上部からダム下の広場まで高低差約125メートルを結ぶ498段の「フーチング階段」と呼ばれるダム堤体管理用階段を、午前10時から午後3時まで特別開放する。普段は立ち入れないダム脇の階段を、巨大なスケールを味わいながら上り下りできる。上りで20~25分程度、下りで15~20分程度かかるという。 また、人気の観光放流を午前11時と午後2時に実施。同館そばの広場ではアルプホルンによる水辺のコンサート、左岸の同管理事務所前では台風の大雨を実感できる「降雨体験車」による災害体験もある。
神奈川新聞社