「彼はセンセーショナルだった」アーセナルのアルテタ監督がミスで失点に絡んだ守護神を擁護
アーセナルのミケル・アルテタ監督が“ノース・ロンドン・ダービー”でミスから失点を招いたGKダビド・ラヤについて言及した。イギリス『メトロ』が伝えている。 【写真】ハーランドのイメチェンに反響「セクシー」「かっこいい」「なんて美しいんだ」 ラヤは28日に敵地で開催されたプレミアリーグ第35節トッテナム戦(○3-2)でスタメン出場。3-0で迎えた後半19分、バックパスを受けて左足でキックすると、目の前のDFクリスティアン・ロメロにボールが渡ってしまい、1点を返された。 アーセナルは後半42分にFWソン・フンミンのPK弾で2-3とされたが、そのまま辛くも逃げ切りに成功。3連勝で暫定首位をキープした。 アルテタ監督は試合後の記者会見で「それもフットボールの一部だ」とラヤを擁護し、PKも含めてチームとして問題があったと指摘している。 「プレーの一連の流れが気に入らない。あの場面で適用する原則とボールの向きが良くなかった。その後、状況を見誤り、パスを出そうとして出ず、疑心暗鬼に陥った。彼らはそれを利用して得点した。PKもボックス内の原則としてやってはならないことだ」 「私が好きなのはダビドがミスをした後、ガブリエル・マガリャンイスをカバーしたことだ! そして試合のラスト20分から25分にかけて、彼はセンセーショナルだった。これこそが、私が愛する選手たちの姿なんだ」 また、ラヤ本人は『スカイ・スポーツ』のインタビューで自身のミスに関し、「僕はミスをすることで学んできた。ミスをしなければ、学ぶことはない。フットボールの一部なんだから、誰だってミスをするさ」とコメント。「キーパーがミスをすれば普通はゴールになるし、ストライカーがゴールへ押し込むのをミスしたりするのに比べれば、より注目され、より話題になる。でも、それもサッカーの一部だし、そこから学ぶことが一番大事なんだ。ミスから学ぶんだ」と強調した。