ひな人形眺め一服 旧高岡西高同窓会が茶会
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旧高岡西高校の卒業生でつくる菊友同窓会は17日、高岡市小馬出町の市土蔵造りのまち資料館(旧室崎家住宅)で茶会を開いた。卒業生らが1911年から同校に伝わる7段飾りのひな人形を眺めながら、心尽くしの一服を味わった。 山町筋一帯で開催された「山町筋のひなまつり」に合わせて開催。菊友同窓会の田辺惠子元会長が席主を務め、長年同校で茶道部の講師を務めた工藤泰子さん(古儀茶道藪内流高岡支部)がサポートした。 和室の一角には同校の前身、高岡高等女学校時代から受け継がれ、閉校時に同資料館近くの商業施設「山町ヴァレー」に寄贈されたひな人形を飾った。床に「松無古今色」の軸を掛け、花入れにマツやモモなどを生けた。同校の茶道部の卒業生らがお運びを務めた。 参加者は華やかな雰囲気の中で思い出に浸り、心ゆくまで茶趣を楽しんだ。