世界的映像レビューサイトでも話題! ディズニープラス2024年秋冬の注目作品を紹介
動画配信サービス、ディズニープラスの2024年秋冬の話題作を紹介。2025年も注目作が続々と控えている。 【写真】『悪魔なカノジョは裁判官』『ジョンニョン:スター誕生』のシーン
『悪魔なカノジョは裁判官』『ジョンニョン:スター誕生』…ディズニープラス2024年秋の話題作
以前より韓国では「危機説」が囁かれてきた動画配信サービスのディズニープラスに、千載一遇の好機が訪れつつある。ようやく再び運が向いてきたようだ。 その風向きを変えているのが、独占配信中の韓国ドラマ『ジョンニョン:スター誕生』と『悪魔なカノジョは裁判官』だ。 2024年11月2日に最終回を迎えた『悪魔なカノジョは裁判官』は、悪魔がエリート裁判官に憑依し、悪人を裁く痛快なファンタジー・ラブコメ。これまで明るく健気なヒロイン役のイメージが強く、日本でも人気の女優パク・シネが、新たな役柄に挑戦し話題を呼んだ。 一方の『ジョンニョン:スター誕生』は、1950年代を舞台に、少女ジョンニョンがその天性の美声と表現力を武器にスターダムを駆け上がる感動のサクセスストーリー。『愛の不時着』『涙の女王』など世界的大ヒットドラマなどで知られるスタジオドラゴンが制作を手がけ、『悪鬼』でも主演を務めたキム・テリが主役を担う。 韓国では『悪魔なカノジョは裁判官』と『ジョンニョン:スター誕生』はテレビでも放送され、高視聴率を叩き出した。 『悪魔なカノジョは裁判官』は第6話から二桁の視聴率をキープし、『ジョンニョン:スター誕生』は初回4.8%からスタートするも、12%を突破した第4話から好調だ。2作とも同時間帯トップを獲得したのはもちろん、視聴者からも大きな反響が寄せられた。 話題の二作だが特筆すべきは、2024年の期待作の一つだった『ジョンニョン:スター誕生』だ。 韓国ドラマ史上初めてとなる「女性国劇」を題材にしている。女性国劇とは、1950年代前後に韓国で人気を集めた民族音楽劇の一つで、すべての役を女性たちが演じる韓国版・宝塚歌劇のようなものだ。 その斬新な試みには韓国人のみならず、初めて国劇に触れた海外の視聴者からも高い評価を得ている。 世界最大級の映像コンテンツ情報サイト「IMDb」ではエピソードごとに9.4という高い評点がつけられており、約20分間も公演シーンに費やした第3話に限っては9.7を記録した。