阪神・坂本誠志郎が驚異の粘り 三ゴロも虎党から大きな拍手
(日本生命セ・パ交流戦、オリックス―阪神、2回戦、12日、京セラ)阪神・坂本誠志郎捕手(30)が驚異の粘りを見せた。三回2死で打席へ。エスピノーザに対して3球で追い込まれた。4球目はボールでカウント2-2。ここから鬼の粘りをみせる。4球連続ファウルで食らいつくと、9球目は見逃してボール。フルカウントからまた粘った。ここから6球連続ファウル。結果的に16球目を打ち返すも、これは平凡な三ゴロに。それでも粘る坂本、そしてストライクゾーンへと投げ込むエスピノーザに1球ごとに両軍から大きな拍手が送られた。