【ソフトバンク】有原航平ハーラー単独トップ8勝 7回2失点「次はしっかり0でいけるように」
<ソフトバンク3-2西武>◇2日◇東京ドーム ソフトバンク有原航平投手(31)がハーラー単独トップの8勝目を挙げた。 西武戦は今季初登板。序盤は3回まで毎回走者を背負ったが、直球にチェンジアップなど変化球をうまく配合。得点を許さなかった。6回まで散発4安打の無失点投球。山川の1発で3点のリードとなった直後の7回表に西川に1死一塁から1号2ランを右翼最上階まで運ばれた。「山川さんがホームランで追加点を入れてくれたんで、ああいう時はしっかり3人で0点で行きたかったんですけど、2点を取られてしまって。降板の仕方としてはよくなかったと思う」。試合後は、白星を手にした喜びよりも反省の弁が口をついた。それでも被弾後は源田を遊ゴロ、松原を空振り三振に仕留めた。 3・29開幕戦に続き、シーズン折り返しの1戦となった先発マウンドで7回116球、2失点。今季13試合に先発し、6回より前に降板したことはない。「今日は(中継ぎの)投手と野手に助けてもらったんで、次はしっかり0でいけるようにしたい」。週頭を任されているだけに、気を引き締め直した。自身の連勝も5に伸ばし、中6日で行けば球宴前にも10勝到達の可能性がある。頼れる右腕は次戦も必勝投球を誓った。