ニューヨーク

ニューヨークが本日7月3日にDVDボックス「NEW YORK LIVE 2021-2023」の発売記念イベントを東京・HMV&BOOKS SHIBUYAで開催。来場者からの質問に答えながらのトークコーナーとサイン会を実施した。 【画像】ニューヨーク嶋佐（他14件） 同日発売のDVD購入者を対象に、リアルとオンラインで実施されたこのイベント。屋敷は会場に集まった女性客の多さに「女人気がすごいやん！」と純粋に驚き、「僕らのことを好きという人がこれだけ集まって、全員の顔を見られるってことはなかなかない。興奮してます！」と喜んだ。HMV渋谷で予約200枚ほどの中から、当選した約70人が来場。屋敷は「狭き門」と言うが、嶋佐は「3分の1くらいじゃん（笑）」と冷静に受け止め、屋敷は「200分の70は一番キツいからね。（M-1）3回戦から準々決勝に行くくらい」とちょうどいい倍率だと強調した。 来場したファンからは、今週末7月6日（土）に全国ツアーとしてスタートする単独ライブ「そろそろ、」のネタができたか質問が寄せられ、嶋佐は「なんとかできました。あとは覚えるだけ」とまっすぐにコメント。「できたはできた。あとは、どこまで覚えられるか。覚えないとステージやれませんから」と当たり前の話を淡々と続ける嶋佐に、屋敷は「情けない……！ そらそうやろ！」とツッコんだ。嶋佐はセリフ量が「短編小説くらい」膨大といい、「初日はフワフワしちゃうかも」と予感。そんな状況に、屋敷は「昔は、単独なんて“初日”しかなかった。1回限りだったのに、何公演もやるとなった途端『初日はフワフワする』とか言い出す」、嶋佐は「逆に、よくやってましたね。1回きり。効率悪いことしてました」としみじみする一幕も。 そのほか、「老後の理想の生活」「相方の好きなところ」「単独ライブ以外にDVD化したい活動は？」といった質問が。「今年の目標」を聞かれた場面では、屋敷がこのイベントの前、ネタ合わせのために嶋佐の自宅を訪れた際の心境を告白した。「正直言うと、信じられへんくらいお前の家に食らってた」と話し始め、何かと思えば「めちゃくちゃオシャレ！ めちゃくちゃキレイ！」と驚いたのだとか。「給料とか仕事とかは同じなのに、生き様が（違う）。家をいい感じにしようって考えが自分にはなかった。お前の家は、趣味も散りばめた“男の家“で、かといって過剰にモテようともしてない。いつでもセックスできる部屋。それに、俺はずっと食らってた」と実感を込めて説明し、「本当に俺、部屋片付けようと思った。俺、ちゃんと掃除するわ！」と目標を掲げる。一方、「セックスしてそうな部屋だろ？ 舐めんなよって話」と落ち着いた口調で応じる嶋佐は「もう1回ジムに通いたい」という目標を立て、「大会に出たいとかじゃなくて？ 目標で『通いたい』って何？」と屋敷にツッコまれていた。 また、「今までのネタで一番好き、面白いと思うネタは？」という質問には、「一番はないなあ」と悩む2人。嶋佐が「昔のネタは今見ると恥ずかしいっていうのはある」と述べると、屋敷も「聞いてられへんくらい直接的な悪口言ってる。悪口を言おうとしとるなーっていうのは恥ずかしくなっちゃう」と返す。考えた屋敷が「でも、曲作りのネタは天才やなって思う」と自信のあるネタを紹介すると、嶋佐は「いいネタは量産してるタイプ。しかも、いろんな角度のネタ。DVDイベントに来てくれたみなさんは気づいてくれてると思うけど、過小評価されてる」と高い自己評価。「このクローズドな中でそれ言うの、ダサいぞ!?」とそれ以上は屋敷に止められた。 DVDボックス「NEW YORK LIVE 2021-2023」は、2021年から2023年に行われたニューヨーク単独ライブ「Natural」「Last Message」「虫の息」の3作をまとめたもの。屋敷は「本当に、たくさんの人に観ていただきたい。これで大金持ちになることはないから、本当にいろんな人に観てほしい。一番は（購入を）勧めてほしいけど、乗り気じゃなかったら貸してあげてもいい」とアピールした。