津村明秀騎手、リカンカブールと連覇で39歳バースデー飾る「操縦性すごくいい」/中山金杯
5日中山では日刊スポーツ賞中山金杯(G3、芝2000メートル)が行われる。 連覇で誕生日を飾る。津村明秀騎手は5日が39歳のバースデー。昨年覇者のリカンカブール(牡6、田中克)と中山金杯連覇を狙う一戦が待つ。津村騎手は「去年はいいスタートが切れました。やっぱり金杯を勝つと気持ちが違う。今年も同じ馬で臨めますからね」と意気込む。昨年は6日が同レース開催日。今年は記念日にV2がかかる。 昨年は思い出深い1年になった。G1初制覇を飾ったヴィクトリアM(テンハッピーローズ)での涙は多くの感動を誘い、秋には米BCで海外初騎乗も果たした。「何よりG1を勝てたことが一番。アメリカにも行けたし、幸せでした。去年はいい経験ができた。これが毎年続けばいいですね」。 昨年は44勝。25年の目標には、勝ち星の質と量向上を据える。中山【2 0 1 0】のリカンカブールは格好の相棒となる。「器用ですよね。操縦性がすごくいい」。現役で6人しかいない東西金杯ウイナーが自らの手で勝ち運を引き寄せる。【松田直樹】