「ママたちの“駆け込み寺”になりたい」ママと赤ちゃんの居場所になるため奮闘する助産師【アスヨク!】
神奈川県にある食堂。小さな器に盛り付けられていたのは「離乳食」だ。 「助産院mamana.house」菊地愛美さん: はい、ご飯できましたよー! 【画像】ママたちの「駆け込み寺」に…日本初の“赤ちゃん食堂” ここは、離乳食期の赤ちゃんのご飯を無料で提供する日本で初めての“赤ちゃん食堂” 始めたのは「助産院mamana.house」を営む菊地愛美さん。 「助産院mamana.house」菊地愛美さん: 離乳食って手がかかるんですけど、そこで悩まれてる方も多いので、一食代わってあげる。 子供は可愛いけれど、子育ては大変。そんな日々、子育てに追われるママたちの「駆け込み寺」になりたいと菊地さんは考えた。 赤ちゃんがお腹いっぱいになった後は、ママたちのご飯の時間。 子供を見てもらいながら“きょうぐらいは”とゆっくりランチタイム。 ママたちからは「こんな風にお昼ご飯を用意するってことがまず難しいので幸せです」「見てもらえる人がいて安心して食べられるのでありがたい」「周りに頼る人がいなかったので、ここがあって本当よかった」といった声が聞かれた。 菊地さん自身も4人の子供を育てるママ。同じママとして、また助産師として、ママたちの孤独や孤立を防ぎたいと助産院を開業し“赤ちゃん食堂”を始めた。 ママと赤ちゃん、双方のために奮闘する菊地さんがこの活動に込める思いとは…。 「助産院mamana.house」菊地愛美さん: お母さんたちが変わっていく姿を見るとやりがいがありますし、実家に変わる第3の居場所、頼れる場所になれたら。 一人で抱え込んでいるママの居場所にも赤ちゃんの思い出の場所にもなる。 そんな素敵な場所を守る菊地さんの活動はあすも続く。 (「イット!」5月16日放送より)
イット!