⚾全国高校野球静岡大会 108校の組み合わせ決定 30日開会式、7月6日に1回戦
第106回全国高校野球選手権静岡大会の組み合わせ抽選会が22日、焼津文化会館で行われ、108校の組み合わせが決まった。30日に草薙球場で開会式を行い、7月6日から県内10球場で1回戦が始まる。日程を順調に消化すれば29日に決勝が行われる。 【表】全国高校野球静岡大会 組み合わせ 各校の力が拮抗(きっこう)し、混戦が予想される今大会。今夏からシード校は16校に増え、シード校同士は4回戦まで対戦しない組み合わせとなった。春の王者加藤学園の小室主将は「挑戦者として戦う。犠打、走塁、キャッチボールを大切にしてきた自分たちの野球をやるだけ」と冷静に受け止めた。今春準優勝、静岡の松下球主将は「今から新しいことを始めるよりも積み上げてきたことを伸ばしたい」と初戦までの期間に備える。 昨夏を制した浜松開誠館ブロックは、昨秋優勝の藤枝明誠のほか知徳、聖隷クリストファー、常葉大菊川など強豪がひしめく激戦区となった。浜松開誠館の加藤主将は「強い相手に勝っていけば勢いに乗れる」と気持ちを高ぶらせ、藤枝明誠の一瀬主将は「先を見るのではなく『一戦決勝』で戦う」と意欲をみなぎらせた。 今春県4位の東海大翔洋の岸川主将は「先輩に託された甲子園出場という目標を達成したい」と準優勝に終わった昨夏の雪辱を誓った。
静岡新聞社