ロッテ・吉井監督 続投決定「昨日や今日みたいなゲームを勝ちきれるチームに」 敗戦後に高坂球団社長が正式オファー
「CSパ・ファーストS・第3戦、日本ハム5-2ロッテ」(14日、エスコンフィールド) ロッテ・吉井理人監督(59)の続投が14日、決まった。以前から続投要請はされていた中、この日の日本ハム戦での敗戦後に高坂俊介球団社長が「編成、戦力、マネジメントの三位一体で戦っている。その体制の中で監督として率いていただくには吉井さんが適任だと考えていた」と正式にオファー。「お話をさせていただき了承をいただいている」と明かした。 指揮官は2023年から就任。昨季は1年目ながら前年5位だったチームを2位に導いた。今季は71勝66敗6分けで3位に順位を落としたもののAクラス入り。若手を育てながら底上げを図った手腕が高く評価された。 2年連続のCS進出を果たし、来季も指揮を執ることを決めた吉井監督だが「優勝を逃しているので、申し訳ない気持ちはいっぱい」と悔やむ部分もある。「(逆転負けした)昨日や今日みたいなゲームを勝ちきれるチームにしていきたい」とさらなるチーム力アップを誓った。