乙武洋匡氏（右）の応援に駆けつけた西村博之氏（撮影・佐藤　昂気）

　実業家・西村博之（ひろゆき）氏（47）が26日、衆院補選東京15区に立候補している無所属の新人乙武洋匡氏（48）が東京メトロ・東西線南砂町駅前で行ったあいさつに応援に駆けつけた。パリ在住のひろゆき氏は、今週週末に千葉・幕張メッセで行われる「ニコニコ超会議2024」に出演するため前日に日本入り。この日は日中に別のスケジュールが予定されている中、親交のある乙武氏のため早朝に“友情応援”を行った。 　約10分間にわたり、乙武氏とともに駅前に立ったひろゆき氏は通行人に「おはようございます」とさわやかにあいさつ。写真撮影にも笑顔で対応した。終了後には取材に応じ、一部情勢調査で乙武氏が巻き返していることについて「そんなに人はだまされやすいんですか？あの笑顔にだまされているんですか？」と“ひろゆき節”。 　一方、同選挙区の当選者が相次いで逮捕されていることを踏まえ「誰が政治家になってもほとんど変わらないと思っているけど、乙武さんが代表質問とかしている映像が世界に流れると、それはそれで“日本は面白い国だよね”と思ってもらえる。そういう人が増えた方が良いなという意味では乙武さんが（当選すれば）おもしろい」と話した。 　東京15区には乙武氏の他に、立憲民主党新人酒井菜摘氏（37）、日本維新の会新人金沢結衣氏（33）、諸派新人飯山陽氏（48）、無所属新人須藤元気氏（46）らが立候補している。