【中日】11得点の前日から一転 1点届かず8年ぶりの3、4月の月間カード勝ち越しならず「こうなるとチームは乗っていけない」
◆JERAセ・リーグ 中日1―2DeNA(30日・バンテリンドーム) 中日は1点及ばず、DeNAに今季初黒星を喫した。 先発の小笠原は6回8安打2失点で今季2敗目。初回に味方の失策から走者を許すと、4番・牧の鋭いライナーが左腕を直撃し、打球が二塁に転がる間に先制点を奪われた。5回も先頭からの2連打で無死一、三塁とされ、佐野の二ゴロ併殺打の間に1点を献上。4回以外は毎回走者を背負う苦しいマウンドとなった。 29日の同戦では15安打11得点と爆発した打線だったが、この日は6回まで2安打無得点となりを潜めた。2点を追う7回2死一、二塁に村松の右前適時打でこの試合初得点を奪うも1点が精いっぱい。2回と6回に得点圏に走者を置いたが、あと一打が出なかった。 チームは3、4月を12勝12敗3分で終えた。貯金生活で5月を迎えられれば、2016年以来8年ぶりとだったが、月間勝ち越しはならなかった。立浪監督は「昨日、たくさん点を取った中で、次の試合がこういう展開になってしまった。こうなるとチームは乗っていけない。課題の一つ。切り替えてやっていくだけ」と前を向いた。
報知新聞社