22日、オペラ「椿姫」上演 酒蔵オペラ合唱団、稽古に熱 福島県喜多方市
福島県喜多方市の喜多方プラザで22日に開かれる「喜多方酒蔵オペラ『椿姫』」上演に向け、出演する同市の「酒蔵オペラ合唱団」のメンバーは稽古に熱が入る。市内の大和川酒造店北方風土館でドレスの下に着るパニエを身に着け、舞台上での動き方や距離感などを確認した。 合唱団はオペラで喜多方を盛り上げようと市内の同館で誕生し、オペラコンサートを開始。2021(令和3)年から合唱団として活動を始めた。4公演目となる今回はプロの音楽家10人と共演する。 演目はイタリアのベルディ作曲の「椿姫」。1850年ごろのパリの社交界を舞台に、高級娼婦ビオレッタと貴族青年アルフレードとの愛と悲劇を3幕のフルで上演する。鈴木正人団長は「団員全員が限られた時間の中で猛特訓を重ねてきた。4年間の成長と一生懸命さを見てほしい」と語った。 講演は喜多方酒蔵オペラ実行委員会と、さわかみオペラ芸術振興財団の主催。当日は会場で喜多方市の物産品や食品を販売する。午後3時開演で、前売り券はS席6千円、A席4千円、B席3千円。学生券(小学生~高校生)はA席のみで2500円。当日券はいずれも500円増額。前売りで完売した場合は当日販売なし。
問い合わせは、さわやかオペラ芸術振興財団(平日午前10時から午後5時まで)へ。