【サウジC展望】レモンポップなど日本馬5頭が世界最高賞金レースV狙う
「サウジC・G1」(24日、キングアブドゥルアジーズ) 前回はパンサラッサが勝利し世界最高賞金を手にしたが、今年も日の丸を背負い5頭が参戦。大将格がレモンポップだ。 【写真】韋駄天パンサラッサ 世界最高賞金13億円ゲットのガッツポーズ 昨年はフェブラリーS&チャンピオンズCの同一年春秋ダートG1制覇を飾り最優秀ダート馬に輝いた。初の海外遠征だったドバイゴールデンシャヒーンは10着に終わったが、力負けというよりは距離が短かった印象。強い内容だったチャンピオンズCと同じ千八の距離で改めて力を示す。 ウシュバテソーロは前走の東京大賞典を連覇。昨年のドバイワールドCでは強敵をなぎ倒し世界の頂点に立った実績もある。昨年は5戦して唯一敗れたのが、展開が向かなかったBCクラシック5着のみ。それでも、脚力はダートの本場でも通用することを証明した。 海外実績ならデルマソトガケも劣らない。前走のBCクラシック2着が評価され、大手ブックメーカーの英ウィリアムヒルが発表したオッズで18日現在、日本馬最高となる2番人気。昨年は4戦全てを海外で戦い、UAEダービーをV。4歳になり心身ともに充実してきた今回はさらに期待が高まる。 日本勢にとって最大の強敵がホワイトアバリオ。3歳時にフロリダダービーを勝ち、昨年はホイットニーS、前走のBCクラシックを完勝した力の持ち主だ。他の米国馬ではペガサスワールドCを制したナショナルトレジャー、ルイジアナS圧勝のサウジクラウン。地元のサウジ勢はカーメルロードなどがライバルとなりそうだ。