【写真：Getty Images】

　アーセナルに所属するフランス代表DFウィリアン・サリバの獲得に、レアル・マドリードが強い関心を示しているようだ。英メディア『TEAM TALK』は、同選手がロンドンのクラブを離れる可能性と、マドリーがどれだけ本腰なのかについて現地時間7日に報じている。 【動画】すごすぎ！？ 冨安健洋のアーセナル初ゴール！ 　アーセナルに所属するサリバは、昨季リーグ戦38試合に出場。惜しくもプレミアリーグ優勝を逃したものの、クラブの絶対的な中軸として現在はリーグを代表とするCBとして活躍している。現在開催されているユーロ2024においても、ベスト4進出を決めたフランス代表では全5試合に出場し、国際大会でも活躍できる実力があることを示していた。 　そんな世界的なDFになりつつある同選手に対して、マドリーが強く関心を示しているようだ。報道では、「レアル・マドリードは、ミケル・アルテタ監督率いるクラブのトップ選手のを獲得しようと、25年夏にアーセナルに大規模な襲撃を仕掛ける準備をしている」と、前置きした上でフランス代表選手に対するスペインの名門の本気度を次のように伝えている。 「アーセナルは将来厳しい対決に直面する。カルロ・アンチェロッティ監督はサリバの大ファンであり、クラブに対して来年彼と契約できるように圧力をかけているようだ」 　マドリーのCBはアントニオ・リュディガーが31歳、ダヴィド・アラバが32歳と高齢化が進んでいる。今季はCB陣の怪我が重なり、SBの選手が穴埋めをするチームとして苦しい場面もあった。スペインの巨人にとってCB陣は唯一といっても良い補強ポイントであり、まだ23歳のサリバに強い関心を示していてもおかしくはないだろう。 　同メディアは、「サリバの入札期限が来年に迫る」と前置きした上で、「北ロンドンのクラブからすると新たな契約を交渉し、残留するよう説得する時間がまだ十分にあることを意味する。しかし、サリバのマドリード移籍は今後注目すべきトピックだろう。特に彼がユーロで見せたレベルの活躍を続け、来シーズンもアーセナルで活躍するのであればなおさらだ」と、今後同じような活躍が続くのであれば来季放出となる可能性は十分ありうることだと指摘していた。なお、記事では移籍となる場合、1億ポンド（約190億円）以上となる高額の移籍金がかかることは避けられないことも伝えている。