「おっさんずラブ―リターンズ―」最終9話の一場面＝テレビ朝日提供

　俳優の田中圭さん主演の連続ドラマ「おっさんずラブ―リターンズ―」（テレビ朝日系、金曜午後11時15分）の最終9話が3月1日に放送された。同話では、眞島秀和さん演じる「天空不動産」東京第二営業所部長の武川政宗が春田創一（田中さん）らに“新パートナー”を紹介するシーンが描かれ、SNSで喜びの声や祝福の声があがるなど反響を呼んだ。 【写真特集】“春田”田中圭と“牧”林遣都が涙のハグ！　最終話を写真で紹介

　◇以下、ネタバレがあります。

　ドラマは、2018年に放送された“初代おっさんずラブ”の続編。初めて人を愛する気持ちを知った春田、春田の背中を押す道を選んだ武蔵（吉田鋼太郎さん）、ついに春田と結ばれた牧凌太（林遣都さん）ら愛すべき3人の、コロナ禍を経た今の姿を描く。

　最終話は、余命1カ月を宣告されたはずの武蔵だったが、改めて病院に検査に行き、聞き間違いだったことが判明する。安心する春田は、自分はもうすぐ“不惑”の40歳になるのに、成長しなくて良いのだろうか？　今のままで牧やみんなを幸せにできるのか？　と考える。そんな中、春田に外資系大手不動産会社から「一度お会いしたい」と話があり、天空不動産を辞めるか思い悩む。

　元気がない春田を心配する牧は、春田を呼び出し、おなじみのメンバーと共に「春田さんを幸せにする会」と称してサプライズパーティーを開催。それぞれが春田への感謝を口にする中、武川は春田と牧にこれまで心配をかけていたことを謝罪し、ようやく自分にあったパートナーを見つけたと告白。そしてその場で、「紹介しよう、信玄だ！」とスマートフォンに収められた“新パートナー”の愛猫の写真をお披露目し、一同から祝福される……と展開した。

　同話の終盤には、武川が信玄をベビーカーに乗せて川沿いを散歩し、笑顔で信玄に話しかける姿も。これまでマッチングアプリで詐欺にあい、恋愛リアリティーショーで早々に玉砕するなど“恋愛迷子”になっていた武川の思わぬ形での幸せな姿に、SNSでは喜びの声が続出。「信玄可愛い～」「武川さんが幸せで良かったー」「猫ちゃんに話しかける武川さん最高に幸せそうで泣いた」「武川さんがにゃんこと暮らす幸せを見つけて良かった」「武川さんと信玄の出会いを知りたい」「猫ラストで本当に良かった」などの声があがっていた。

　第1～3話と最新話は「TVer」で配信中。