タックの数は?幅は?野暮ったく見えない「40代のワイドパンツ」は何を選べばいい?
この春注目のパンツと言えばワイドパンツ。穿くだけで今っぽくなるワイドパンツですが、丈が長く幅があるため、案外着こなすのが難しいと感じられる方も多いかもしれません。そこで今回は野暮ったく見えないワイドパンツの選び方&着こなし方をスタイリスト水野利香さんに教えてもらいます。 【写真】「ワイドパンツ」のフェミニン&ハンサムな着こなしをチェック!
おすすめは“2タック入りでワイドすぎない”シルエット
「もはやトレンドアイテムと言っていいほど、この春はいろんなブランドからワイドパンツが出ています。スカート見えするほど太いワイドパンツもありますが、それだとモードになりすぎるので、大人が普段使いするなら、試着してほのかにゆとりがある太すぎないシルエットがおすすめです。また、2タック入りならお腹や腰周りの体型を拾わず、すっきりと見せてくれます。 素材選びは男性用のスラックスに使われるような上質な素材のものを。スーツ見えする素材のワイドパンツなら、きれいめスタイルはもちろん、カジュアルに崩しても品良く着られます」
フェミニンに着るなら、トップスをコンパクトにまとめて小物で華やかに
RIKA’S コメント 上下共にゆるっとしたシルエットのスタイリングも流行っていますが、大人がきれいめにワイドパンツを穿くなら、やはり上半身はコンパクトにまとめるのがおすすめです。さらにベルトでウエストマークすると脚長に見え、全体のバランスにメリハリが出せます。 素材もシルエットもメンズライクなワイドパンツなので、光沢のあるシルク100%のきれい色ニットにスカーフを重ねて、ちょっと華やかなスタイリングにしました。
ハンサムに着るなら、短丈シャツと合わせて旬のバランスを楽しむ
RIKA’S コメント お腹がちらりと見えそうなくらい丈が短くボックスシルエットのシャツも、着こなしを今年らしく見せてくれるアイテムのひとつ。2タックの入ったワイドパンツならお腹周りを立体的に見せてくれるので、流行りの短丈トップスと合わせてもバランスよく見えます。 このパンツも男性用のスラックスのようなウール&ポリエステル素材を使っているため、ロックTシャツやスウェットなど、カジュアルなトップスを合わせてもデニムほどカジュアルになりすぎずに大人っぽく着こなせると思うので、ぜひ試してみてください。 次回は水野さんがリアルに週3日は穿いているという「黒パンツ」について、3パターンの着こなしを紹介いただきます。お楽しみに! 撮影/川崎一貴(Ajoite) スタイリング/水野利香 ヘア&メイク/後藤若菜(ROI) モデル/阪井まどか 構成・文/堂坂由香
水野 利香