骨折した馬の殺処分等に批判…三重・多度大社『上げ馬神事』に向け馬の扱い方の講習会 乗馬の講師が指導
5月に三重県桑名市の多度大社で開かれる「上げ馬神事」に向け、乗馬クラブで講習会が開かれました。 【動画で見る】骨折した馬の殺処分等に批判…三重・多度大社『上げ馬神事』に向け馬の扱い方の講習会 乗馬の講師が指導 講習会には祭りに参加する約40人が集まり、乗馬のインストラクターから馬の耳の向きを見て緊張状態を把握することや、体に触れて褒めるなど馬を落ち着かせる方法を学びました。 講習会の参加者: 「褒めるのは褒めていましたけど、あそこまでの褒め様はしたことがない。非常に勉強になりました。今年に関しては、馬と人間が何事もなく無事にお祭りができるようにしていきたいと思います」 上げ馬神事をめぐっては馬への威嚇行為や、骨折した馬の殺処分に批判が相次ぎ、主催者側は2月に、高さ2mの土壁を無くし坂を緩やかにするなどの改善策を示しています。