丸くバキバキの肩と締まったウエスト アウトラインが美しい44歳がコンテストで魅せる
丸くバキバキの肩がつくるアウトラインが美しい熊崎佳子(くまざき・けいこ/44)選手。ハイレベルな戦いであるJBBF SPORTEC CUP2023で6位入賞、JBBF西日本で3位を獲得するなどの成績を残している。 【写真】熊崎佳子選手の全身バックポーズを含む10カット
「トレーニングをしている姿ってかっこいいじゃないですか!最初は見惚れていました。自分もマシンやダンベルを美しくこなしたい!と思いハマりました」 トレーニングの美しさに惚れて筋トレを開始した熊崎選手は、2018年JBBF福岡に初出場。 「トレーニングの成果を試したくて、仕上げた自分を見たくて、限界に挑戦してみたくて、全ての目標として大会出場を思い付きました」 トレーニングは週4~5回で1回2時間程度。脚(大腿四頭筋メイン)、背中と肩、脚(殿部、ハムストリング)、肩と胸、ベンチプレス(競技練習)で分割している。 「トレーニングメニューは固定せず、毎度さまざまな組み合わせやギアを選んでバリエーション豊かにしています。毎回のトレーニングでアイソレーション、パワー種目、コンパウンド、コンセントリック、エキセントリックなど種目毎に意識して組み合わせます。セット方法も固定せず、頻繁に変えてます」 スタジオプログラムが好きな熊崎選手は、トレーニングとは別にZUMBA(ズンバ)なども受けているという。このZUMBAは楽しく動けるため、減量に効果的だと教えてくれた。 「脚に脂肪が全振りするタイプ」と語る熊崎選手は、脚を強化中。元々苦手だった肩は、肩が大きな(得意な)人たちにネガティブで効かせるようにアドバイスをもらい、強化して強みとなった。 家族との食事は減量時には分けている選手も多いが、熊崎選手は減量中の食事も家族と一緒に食べられるメニューを作り、それで問題なく過ごせているという。
「美味しい減量レシピは、いろいろ研究しています。最初の2年ほどは鶏肉の洗礼を受けて食べられなくなりましたが、調理を工夫して少しずつ食べられるようになってきました。 野菜とむね肉を蒸すのが一番好きです」 「トレーニングは心の薬です」と語るほど、トレーニングを愛する熊崎選手の目標は? 「とにかくバルクアップして帰ってきますのでお楽しみに!パワー系種目もチャレンジしてみたいです」
取材:FITNESSLOVE編集部