BTS ジミン、新曲「Who」MV公開…プロデューサーのPdoggが語るビハインドエピソードにも注目
BTS(防弾少年団)のジミンが、ソロでカムバックした。 彼は本日(19日)午後1時、2ndソロアルバム「MUSE」を発売。これは、昨年3月にリリースされた1stソロアルバム「FACE」以降、約1年4ヶ月ぶりに披露するジミンのニューアルバムだ。「FACE」には完全な自分と向き合う過程を盛り込んだが、今回の2ndソロアルバム「MUSE」には、インスピレーションの源を探しに行くストーリーが込められた。 タイトル曲「Who」のミュージックビデオも公開され、ジミンの魅力的な歌声とパフォーマンスはもちろん、映画のような世界観がファンをときめかせている。 2ndソロアルバム「MUSE」は、愛がテーマとなっている。タイトル曲「Who」を含め、「Rebirth(Intro)」「Interlude:Showtime」「Smeraldo Garden Marching Band(feat.LOCO)」「Slow Dance(feat.Sofia Carson)」「Be Mine」「Closer Than This」など、計7曲が収録される。ジミンはニューアルバムを通じて、愛を探すために多様な試みをし、時には彷徨うという物語を伝える。 「FACE」で息を合わせたPdogg、GHSTLOOP、EVANを中心に、グラミーアワードにノミネートされたシンガーソングライター兼プロデューサーのジョン・ベリオン(Jon Bellion)など、多様なミュージシャンたちが「MUSE」の制作に参加した。プロデューサーのPdoggは、所属事務所のBIGHIT MUSICを通じて「MUSE」の制作過程とビハインドを語った。 Pdoggは「ジミンと作業しながら感じた感情を音楽にそのまま反映することに重点を置いた」と、アルバムの作業過程を振り返った。また「ロサンゼルスで作業したが、都市が与える雰囲気のおかげなのか、幸せでポジティブなエネルギーを感じることができる曲に仕上がった」と付け加えた。 また、「MUSE」について「ビートルズの『Sgt.Pepper's Lonely Hearts Club Band』のようなコンセプチュアルなアルバムをモチーフにしている。そして『MUSE』を思い出した時のわくわくする感情を収録曲に溶かしたかった」と説明し、「感情の流れがトラック順にもそのまま反映されているので、これに集中して聴くとより面白いと思う」と明かした。 実際に1番トラックである「Rebirth(Intro)」は、合唱とオーケストラを使用し、前作である「FACE」とのつながりを持ちながらも次のチャプターに移るという印象を与える。次のトラックである「Interlude:Showtime」は、新しいストーリーの始まりを知らせる役割を果たし、「Be Mine」まで、ミューズを探す旅程が続く。タイトル曲「Who」は、アルバムのメッセージと愛に対する感情が一番よくあらわれたトラックだ。 Pdoggはタイトル曲「Who」の作業過程も明かした。彼は「ニューヨークでジョン・ベリオンと一緒に作った。ジミンがジョン・ベリオンに自分が話したいことが何なのか、自ら説明したけど、すごく恥ずかしがっていた」と可愛らしいエピソードを明かした。また、「隣のスタジオで本当に偶然、ジミー・ファロンに会った。作業を終えて彼に一番先に曲を聞かせた」と話した。 最後にPdoggは長い間、一緒に作業してきたジミンについて「いつも努力する姿勢が魅力的なアーティストだ」と評した。「『FACE』のアルバム作業が終わった後、すぐに『MUSE』の制作に突入したが、『軍入隊を控えてここまで熱心にするの?』と思うほどだった」と笑いながらも「このようなジミンの努力があったので、一層成長した彼の音楽の旅程を確認することができるだろう」と伝えた。 ジミンは23日の午後12時35分から放送される米NBCの人気番組「ザ・トゥナイト・ショー・スターリング・ジミー・ファロン(The Tonight Show Starring Jimmy Fallon)」に出演し、2ndソロアルバム「MUSE」のタイトル曲「Who」のステージを初披露する予定だ。
パク・ソヨン