災害級の暑さから命を守れ! 熱中症対策とともに“汗をかきやすく体温調整しやすい体になる”こと
水分や塩分を取り体を冷やす
十分な対策をしていても熱中症の症状が出た場合、水分や塩分を取り、体を冷やす必要がある。 大村範幸センター長: 手のひらに動脈から静脈につながる太めの血管が走っている。そこを冷やすと冷やされた血液が体の奥の方まで行って、体の中から冷やしてくれる。普通の水道水くらいの温度のものにつけて冷やすのが効果的 大村範幸センター長: 氷のうや冷たいペットボトルの水があるのであれば、冷やすところは6点。一つは首の前後、脇の下、太ももの付け根。そういったところを冷やすと、速く体の中から冷やせる 身近に熱中症が疑われ、意識がもうろうとしている人がいた場合はどうすればよいのだろうか。 大村範幸センター長: ペットボトルをふた付きのまま渡して、その人がふたを開けて口まで持っていって飲み込むことができるか。それができないようであれば、すぐに救急車を呼ぶ 大村範幸センター長: あとは体を冷やすことになるが、ベルトなどを緩めて服の中の風通しを良くする。氷のうなど冷たいものが手に入らないことがあるので、簡単な方法としては、体をぬらしてうちわや扇風機で蒸発させることで、効率的に体温を下げられる 「熱中症警戒アラート」や新たに運用が始まった「熱中症特別警戒アラート」が発表された際は、迷わず冷房を使うことや屋外での活動を避けることを徹底し、万が一、症状が出た場合には、今回紹介した方法を思い出して熱中症から命を守ってほしい。 (秋田テレビ)
秋田テレビ