猿博打3人で繰り広げる「まじめにきまじめ」開幕、村上弦「おっきな声でおっきく動いて頑張ります!」
「猿博打特別公演第3弾『まじめにきまじめ』」が本日3月14日に東京・北とぴあ ペガサスホールで開幕する。 【舞台写真】猿博打特別公演第3弾「まじめにきまじめ」より。 「まじめにきまじめ」は、露と枕の井上瑠菜が脚本を手がけ、猿博打が出演する三人芝居。演出を猿博打の村上弦が担う。また本作は「佐藤佐吉演劇祭2024」参加作品となる。 巨大隕石が衝突し、地球がバラバラになってから5年。生き残った3人の人間、ヒジキ(板場充樹)、イカスミ(村上)、エビ(河村凌)は、持ち前の度を過ぎた生真面目さで粉骨砕身努力し、ついに元の生活水準を取り戻す。待ち望んだはずの平穏な暮らしだったが、3人しかいない世界で“あまりに暇”なことに困ってしまい……。 開幕に際し、村上は「3人だけだけどおっきな会場でおっきな声でおっきく動いて頑張ります!」と意気込みを語る。井上は「『こんなキャラクターやってほしいな……』『この人のこんな面をみんなも見たいでしょう?!』と思いながら書いたりしました。趣味が出てしまったかもしれません。大きな声で騒いだり、小難しい言葉で騒いだりしながら、ほんのちょっとだけ優しい悲劇になっています」「存分に味わってください!」と呼びかけた。 上演時間は1時間20分を予定。公演は3月17日まで行われる。なお24日以降、映像配信が実施される。 ■ 村上弦コメント 地球滅亡して3人だけが生き残った世界のお話。私たちも3人の劇団で色んな業務を3人で分担して、1カ月ちょっとの稽古も3人だけでやりくりしていました。全然寂しくないと思っていたのですが、スタッフが来てくれた後の稽古場はなんだかじんわり寂しく感じます。痛みを感じなかったのに傷口を見たらだんだん痛くなってくるような。そんな気持ちもこの舞台には乗っかっています。でも公演が始まればなんにも寂しくなんかないです! 頼もしいスタッフがたくさんいるし、なにより観てくれるお客様がいらっしゃる! 3人だけだけどおっきな会場でおっきな声でおっきく動いて頑張ります! ■ 井上瑠菜コメント 素敵な俳優の御三方に、「まじめにきまじめ」提供させていただきました。 「こんなキャラクターやってほしいな……」「この人のこんな面をみんなも見たいでしょう?!」と思いながら書いたりしました。趣味が出てしまったかもしれません。大きな声で騒いだり、小難しい言葉で騒いだりしながら、ほんのちょっとだけ優しい悲劇になっています。 会場は北とぴあペガサスホール! 佐藤佐吉演劇祭2024の会場で一番宇宙に近い場所で、「まじめにきまじめ」存分に味わってください! ■ 猿博打特別公演第3弾「まじめにきまじめ」 2024年3月14日(木)~17日(土) 東京都 北とぴあ ペガサスホール 脚本:井上瑠菜 演出:村上弦 出演:村上弦、河村凌、板場充樹