2着に粘って車券に貢献、巻き返しに成功した町田太我「30歳までは力勝負する今のスタイルで」/全日本選抜競輪
岐阜競輪「読売新聞社杯全日本選抜競輪(G1)」は10日、2日を開催。4RのS級特一般に出場した町田太我(23歳・広島=117期)に話を聞いた。 近況の充実ぶりが顕著な町田太我は、今大会の活躍が期待された1人だった。ところが一次予選で無念の敗退。2日目からは敗者戦回りとなってしまった。 初日のレース後に「『(前回準決で1着失格だった)名古屋のカネ返せ』ってヤジもありました。感じは悪くなかったし、2日目から3連勝できるように頑張りたい」と巻き返しを誓っていた。 そして迎えた2日目。前受けから一度下げて、打鍾目掛けてカマシ発進。援軍を失う不利もあったが2着に粘って車券に貢献した。 「初日は距離が長すぎたので、反省を生かしてワンテンポ遅く仕掛けました。フレームも合っているしと思うし感じもいいです。30歳までは力勝負する今のスタイルで戦っていこうと思うし、また明日も頑張ります」と笑顔で語ったが、最後には「今日もヤジられましたけど(苦笑)」とポツリ。3日目も町田らしいパワフルな走りを披露して、今度こそファンから称賛の声を掛けてもらえるか!?(netkeirin特派員)