冬を照らす「雪さくら」 津鉄・芦野公園駅でライトアップイベント
青森県五所川原市金木町の津軽鉄道・芦野公園駅で21日、駅構内の桜の木をピンク色にライトアップするイベント「雪さくらレール・トンネルin芦野公園駅」が始まった。 沿線地域の住民や観光客に楽しんでもらおうと、同鉄道(澤田長二郎社長)と津軽鉄道サポーターズクラブ(高瀬英人会長)が企画し、今年で4回目。ホームと線路脇にピンク色の発光ダイオード(LED)投光器を60基設置し、約200メートルの並木や線路上に積もった雪を桜の花びらに見立ててライトアップしている。 午後4時50分からの点灯式では、澤田社長が「皆さまの協力のおかげで今年も開催できた。これからも続けていきたい」とあいさつ。高瀬さんと共にボタンを押すと、LEDの光が桜の木や雪に反射してトンネル状に明かりがともった。高瀬さんは「ホームから眺めるだけでなく、列車の中からの景色も楽しんでほしい」と話した。 点灯時間は午後4時半~同9時。来年3月末まで毎日点灯する。