【新春インタビュー・スタートダッシュ】オリックスバファローズ1位指名・麦谷祐介選手(富士大学)
2025年にさらなる飛躍が期待される岩手ゆかりの人たちに新年の抱負などを聞くシリーズ、新春インタビュー「StartDash」。4回目は、岩手からプロ野球の世界に羽ばたく富士大学の麦谷祐介選手です。 (富士大 麦谷祐介選手) 「ほんとに運命の日とも言われてますけど、本当に運命が変わったなと感じました」 2024年10月24日に行われたプロ野球ドラフト会議。 この日、富士大学は、指名ラッシュの歓喜に包まれました。 その口火を切ったのが麦谷祐介選手でした。 「オリックス・・・麦谷祐介。いえーーーい」 富士大学は、オリックスから1位指名の麦谷選手をあわせた6人がプロ球団から指名を受けました。 (麦谷祐介 選手) 「やっぱり同期入団ですし、4年間ともに岩手・花巻でやってきたので、ほんとに感慨深いものがありましたし」 仙台市出身の麦谷選手。 高校時代は甲子園とは無縁の無名選手でしたが、富士大学に入学するとその才能が一気に開花し、外野手のレギュラーに定着します。 走・攻・守の三拍子がそろった不動のセンターとしてチームをけん引し、その活躍がプロからも認められました。 歓喜の瞬間からおよそ2か月が経った2024年の年末、入寮を間近に控えた麦谷選手に話を聞きました。 Q改めてどんな1年になりましたか? (麦谷祐介選手) 「やっぱり1番濃かった1年だなというのも自分自身ありますし、チームの夢は叶えられなかった、そして大学野球、学生野球を引退した、そして自分の夢が叶ったっていう大きな1年になったなって思います」 Qいま思うと満足、それとも悔いが残る、どういう大学野球でしたか? (麦谷祐介選手) 「ぼくの目標というのは大学からプロに入るというのが第一目標でここの大学に来ていたので、それは叶ったんですけど、やっぱり日本一というのをチームとしてとりたかったという気持ちもありましたし、チームを勝たせられなかったという悔しさっていうのが一番僕は残っているので、その悔しさを持ちながらプロの世界でもやっていきたいなと思います」