『パラダイム Ai スモーク』の新製品発表パーティーに石川遼が登場! 「トウ寄りに外したミスでもドロー回転でしっかり戻ってくれる」
2024年1月5日に発表したキャロウェイゴルフの新製品『パラダイム Ai スモーク』シリーズ。2月2日の発売を1週間後に控えた1月26日に都内某所で新製品パーティーを実施した。
オフなのに昨シーズンと同じボール初速を記録
キャロウェイではコロナ禍を除き、新製品の情報解禁に合わせて、発表会を実施してきたが、今年は新製品リリースの配布にとどまった。一節によると、PGAツアー開幕戦である「ザ・セントリー」でプロが使い始めるのに、新テクノロジーをしっかり一般ゴルファーに知ってもらったほうがいいという考えがあったからという。とくに正月休みがある日本では、1月第1週の発表会は、準備の大変さや来場者数が読めないというのは頷ける話で、英断といえるのではないだろうか。その代わりに発売前に、試打できる場を設けた楽しい“パーティー”という場を設けたというわけだ。 パーティーに出席した石川遼はホストプロとして冒頭の挨拶と乾杯の音頭、そしてデモンストレーションを担当。石川もこのパーティーの趣旨には賛成のようで「堅苦しい説明の場ではなく、キャロウェイの世界観を楽しく感じてもらいたい」といい、場の盛り上げにひと役買っていた。
また、新製品について「僕自身は、『パラダイム』でだいぶ弾道が安定したのですが、その肝だったジェイルブレイクがなくなったことにビックリしました。とはいえ、そのジェイルブレイクの間近に当たったとき、外側に当たったときではどうなるの? という疑問は実は僕らも持っていました。 そして、今回のジェイルブレイクなしになるのですが、実際のゴルファーのスウィングをしっかりAIで分析することでジェイルブレイクがなくても大丈夫なフェースが生まれ、ミスヒットに対して強いモデルになっています。 実際に僕は芯で打とうと思っているのですが、傾向としては芯より少しトウ寄りに当たることが多いんです。だからミスの傾向としてはもっとトウ寄りに当たって、右に出たボールがそのまま真っすぐ抜けてしまうことがありました。それはそれでミスがわかってよかったんですが、『Ai スモーク』になってからは同じような打点に当たっても、右に出たものがしっかりドロー回転が掛かり戻ってきてくれるようになりました。飛距離を落としてもいいから安定性を重視してフェードを打ちたいという選手はあえてヒール寄りでうったりするのですが、このヒール寄りでも飛距離が落ちないというのが素晴らしさだと思います」と説明。