りくりゅう、約1年半ぶりの国内戦 GPシリーズ2連勝へ順調調整「感謝して滑りたい」
フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第4戦・NHK杯は8日から東京・国立代々木競技場で開幕する。7日は会場で公式練習が行われ、ペアの三浦璃来、木原龍一組(木下グループ)が調整。“りくりゅう”はGPシリーズ第1戦のスケートアメリカを制しており、三浦は「氷も滑りやすいし、スケートアメリカから戻っていい練習も積めた。明日から頑張りたい(三浦)」と、笑顔で語った。 昨季は木原の腰痛の影響で全日本選手権など欠場が続き、国内では昨年4月の世界国別対抗戦以来、約1年半ぶりの演技。公式練習では曲をかけて感触を確かめ、3連続ジャンプを降りるなど順調な調整を見せた。木原は「時差がある中でもしっかりと調整できて、体の動きもいい。不安なく、試合に臨めるかなと思います」と充実感をにじませた。 スケートアメリカでは、214・23点(SP77・79、フリー136・44)で優勝。今大会までの約2週間は、休養に重きを置いて仕上げてきた。「ショートプログラムはフットワークに力を入れているので、見てほしい。久しぶりに日本のファンの皆様の前で滑ることを、楽しみにしています」と三浦。木原も「昨シーズンは怪我で演技を披露することができなかったので、今年は日本の皆さんの前で披露できることをうれしく思うし、感謝して滑りたい」と、8日のショートプログラムを見据えた。
報知新聞社