新CM女王の剛力彩芽 “ゴリ押し”戦略は飛躍への既定路線!?
■新CM女王は剛力彩芽 2013年度の年間テレビCM露出量がビデオリサーチ社から発表された。関東地区で1位に輝いたのは、KDDIや山崎製パンなどのCMに出演している女優・剛力彩芽。以下、2位が上戸彩、3位が井川遥、4位が「AKB48」の大島優子、5位が武井咲という結果になった。剛力は昨年3位、一昨年は388位だった。 ■CM契約直前のスキャンダル報道には過敏に反応 CMといえば、短時間の撮影で高収入が稼げる芸能人にとってはオイシイ仕事である反面、高い好感度や知名度、話題性などが必要とされている。芸能評論家の三杉武氏はこう語る。 「芸能人サイドにしてみれば、スキャンダルを報じられるのは、どんな時でもイヤでしょうが、もっとも神経質になるのが大金が動くCM契約直前の時期と言われています。これがドラマや映画なら、そこまで過敏になることもなく、ちょっとしたスキャンダルであれば開き直って作品のための話題作りに利用するケースすらありますが、タレント自身のイメージを売りにするCMに関してはそうもいかないですからね」 実際、こういった話もあるとか。 「うちは、芸能ネタに関しては基本的に記事にする前に、所属事務所にあてるようにしているのですが、記事の内容を認める、認めないとは別に、『今、CMが決まりそうな大事な時期だから、せめて(記事にするのは)もうちょっと待ってくれないか?』といった交渉を持ちかけられることはあります」とは女性誌のデスク。 ■CMに強いオスカープロモーション そうした中、今回の結果をみると、1位の剛力しかり、2位の上戸しかり、5位の武井しかり、大手芸能プロダクション「オスカープロモーション」に所属するタレントの活躍が目立つが…。 「オスカーさんは営業力に優れていて、以前からCMに強いことで知られていますからね。1位の剛力さんがauのCMに出演する一方で、所属事務所の先輩である2位の上戸さんがライバル会社のソフトバンクのCMに出演しているのが、いい例でしょう。以前から、CMを中心にドラマ、映画などで露出を増やしつつ、タレントを育てていく戦略をとっていますからね」(三杉氏)