くふうハヤテ入りの前西武・鈴木将平「やるからにはもう一度上を目指したい」
今季からプロ野球2軍に参入したくふうハヤテへの入団が決まった前西武・鈴木将平外野手(26)が18日、埼玉・所沢市の球団施設で打撃練習などで汗を流し「やるからにはもう一度上を目指したい。やっぱり不完全燃焼というか、もっとやれるって思っているところはある」と決意を口にした。 8年目の今季は左肘関節鏡視下クリーニング手術を受けた影響で出遅れ、33試合の出場で打率・191にとどまった。 10月28日に西武からから来季の契約を結ばないことを通告され「悔しかったですけど、まだできる」とトライアウト参加を決断。11月14日に行われたトライアウトでは2安打をマークするなど攻守でアピールも、11球団からのオファーは届かなかった。 熟考の末、来季は昨年創設された地元静岡のくふうハヤテでプレーすることを決め「最後まで(返事を)待ってもらえてありがたかった。(地元の)静岡ってところが大きかった」と鈴木。故郷で再びプロ野球の1軍の舞台を目指す26歳は「上を目指すからには、より早くプロに。本当に1年というか半年の勝負になるつもりでがんばりたい」と気合を入れた。(石井孝尚)