中日レジェンドOBが“立浪政権”の3年間を総括「自分の納得できるレギュラー選手を…」
元中日の彦野利勝氏(60)と元中日で現在は韓国・起亜タイガースでバッテリコーチを務める中村武志氏(57)が、YouTube「ピカイチ名古屋チャンネル」に出演。今季限りで退任した立浪政権3年間を総括した。 彦野氏は3年間でポジションが固定できなかったことを指摘した。 規定打席には届かなかったが打率・306を残した2年目の福永裕基内野手(28)だが、三塁、一塁、左翼を日替わりで守らされたことで、彦野氏は「よう頑張ったが落ち着かない」と振り返った。 中村氏も「ベンチが使いたい気持ちは分かるが、ポジションってやっぱり大きい。守りは大事なので“今日はショートやって”では、やっぱりプロ野球じゃない」と、指摘した。 彦野氏は「それがうまくいかなかった3年間。立浪監督は固定したかったのかも知れないが、自分の納得できるレギュラー選手が出てこなかった」と立浪政権を振り返った。 中村氏も「個々に伸びた選手はいるが、その選手がどこを守って何番打つかを決められなかった」と、同意した。