大阪・地下鉄民営化に向け準備会社を6月に設立
「東京の地下鉄会社に負けないような会社になってほしい」
吉村市長は報道陣の「どんなビジョンをもっている」との質問に「現時点でJR西日本に次ぐ規模なので、僕自身は東京メトロや東京の地下鉄会社に負けないような、関西の私鉄とも連携して、市営地下鉄だけやったらええやんかではない」と述べた。 また「関西の地下鉄の雄として、東京の地下鉄会社に負けないようなサービスであったり、そこに迫るような地下鉄にぜひ成長してもらいたいと思います。僕も東京住んでましたから、規模の違いとかはわかっていますが、いろんなアイデアに基づくサービスであったり、そういうものがどんどんでてきて、西の雄になるような地下鉄会社になってほしい」と続けた。 そして、民営化までの道のりが長かったことについて聞かれると「感無量ではありますよね。地下鉄の民営化は(市営地下鉄の廃止条例案の可決に)3分の2が必要でしたからね。それを得ることの大変さというのを身にしみて感じました。ただ今の公営のままでいって、どこに経営陣とるの?ではなはなくて、成長戦略を練っていく会社になってほしいし、まさにそれを実行できる会社にできる」と話していた。