正面衝突した乗用車（左）と軽ワゴン車＝赤磐署

　2日午後2時15分ごろ、岡山県赤磐市徳富の県道で、乗用車と軽ワゴン車が正面衝突した。軽ワゴン車に乗っていた3人のうち、岡山県和気町益原、木和田要さん（83）が胸を強く打ち死亡、運転していた和気町、男性会社員（57）と同、女性会社員（53）が重傷を負った。乗用車の浅口市、男性（74）は軽傷。 　赤磐署によると、現場は見通しの良い直線。乗用車が何らかの原因で対向車線にはみ出したとみて、調べている。 　近くに住む男性（78）は「救急車のけたたましいサイレンの音で外に出た。交通量が多く、昨年も近くで事故があったばかりなのに」と話した。 　現場付近は、事故処理のため、約2時半にわたって通行止めとなった。