クリスタル・パレス指揮官、“背番号10”エゼの負傷を明言…鎌田大地のライバルがアーセナル戦を欠場へ
クリスタル・パレスを率いるオリヴァー・グラスナー監督が、アーセナル戦におけるイングランド代表MFエベレチ・エゼの欠場を明言した。20日、イギリスメディア『BBC』が同監督のコメントを伝えている。 ここまで16試合を消化したプレミアリーグで3勝7分6敗を記録し、勝ち点「16」の15位につけているクリスタル・パレス。グラスナー監督の下で2年目となる今季は序盤からポイントを積み上げられず、10月には一部メディアによって指揮官退任の可能性も報じられてしまう。しかし、11月の代表ウィーク明けから見事に復調。現在はリーグ戦5試合無敗を達成しており、降格圏からの脱出に成功した。 そんなクリスタル・パレスの次なる相手は、直前のカラバオ・カップ準々決勝で惜しくも敗戦を喫した3位アーセナルだ。しかし、リベンジに燃える一戦を前にアクシデントが発生した模様。会見に出席したグラスナー監督は、「まだ復帰した選手はいないが、負傷者がもう1人いる。エブス(エゼの愛称)は出場できない」と“10番”を背負いながら攻撃陣を牽引するエゼの欠場を明言した。 詳細については、「ブライトン戦で足に衝撃を受けた。『エミレーツ・スタジアム』ではかなり足を腫らしてプレーし、そのままキックもしたため100パーセントの状態ではない」と説明。続けて、「私たちはエベレチ・エゼが最高のパフォーマンスを発揮することを求めており、そのためには他の選手たちと同じように万全でなければならない」と口にしている。 なお、欠場が決まったエゼは主に2シャドーの一角として公式戦17試合出場3ゴール5アシストをマーク中。日本代表MF鎌田大地とはポジションが被っており、アーセナル戦では同選手の起用方法に注目が集まる。
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