ソフトバンク育成2位・ザイレン「長打力とヘッドスピードは負けていない」 持ち前の打棒で支配下狙う
育成ドラフト2位の曽布川ザイレン内野手(18=静岡・浜松商)は、フィリピン人の母を持つ高校通算29発の大砲。「しっかり体をつくって、1軍でホームラン王になりたい」と大きな夢を描いている。 【写真あり】こだわりのド派手パンツ!ソフトBスレンダー右腕の私服ショット 打撃に自信を持っており、高校入学から体重が15キロ増えて85キロとなり、パワーアップしてプロ入りの夢をかなえた。「長打力とヘッドスピードは負けていない」と豪語する。スカウト陣の計測では今年の高校生でトップランクのスイングスピードを記録した。 目標は通算264本塁打を放っている柳田だ。体勢を崩されても並外れたパワーでスタンドまで運ぶ姿が目に焼きついている。加えて「コンスタントに率も残して、走れるのも凄い」と理想の選手像として挙げた。 登録名「ザイレン」で勝負する。「みんなから呼ばれやすいと思いました」。しっかりと体づくりをしてからだが、「1年目から支配下を目指して勝負したいです」と目を輝かせた。 ◇曽布川 ザイレン(そぶかわ・ざいれん)2006年(平18)5月29日生まれ、静岡県浜松市出身の18歳。小2から浅間野球スポーツ少年団で野球を始め、小4から雄踏野球スポーツ少年団でプレー。雄踏中軟式野球部を経て、浜松商に進学。今夏は静岡大会4回戦敗退。1メートル80、85キロ。右投げ右打ち。背番号121。