イーロン・マスク氏が差別発言。トランスジェンダーの子を持つマーロン・ウェイアンズが批判、ネットも賛同
トランスジェンダーの人に対する差別的な発言を繰り返すイーロン・マスクに、米人気タレントのマーロン・ウェイアンズが反論。ネットからは称賛の声が集まっています。 【動画】マスク氏の娘、ビビアン・ジェナ・ウィルソンさん ※ 編注：記事にはトランスジェンダー嫌悪の発言が含まれます。
トランスジェンダーに対する差別的発言で物議をかもすイーロン・マスクに、米タレントのマーロン・ウェイアンズが苦言を呈しました。
イーロンは自身のX（旧ツイッター）で「代名詞は最悪」と投稿するなど、トランスジェンダーの人々の尊厳を軽視するような発言で、たびたび非難を集めてきました。 なかでもマーロンが指摘したのは、イーロンの実の子であり、トランスジェンダーでもあるビビアンに対する発言です。 ビビアンは2022年、男性から女性に性別変更をしています。名字もウィルソンに変え、父親との絶縁の意を示しました。 イーロンはこの出来事を振り返り、2024年7月のインタビューで「騙されて（性別変換の）書類にサインしてしまった」「実質的に、息子を失ったんだ」「ウォークというウイルスを絶滅させなければ」と発言しています。
これに対して、同じくトランスジェンダーの子どもを持つマーロンは、ポッドキャスト番組『Club Shay Shay』でイーロンを強く批判しました。 「トランスジェンダーの子どもに対する、イーロンの発言が気に障ります。自分の子どもに対してひどい扱いをしたり、勘当したりしてはいけません。 自分の子どもを愛してほしい」
一方で、子どものカミングアウトを受け入れるまで葛藤はあったことを認めました。 「受け入れるまで1週間はかかりました。この期間は、すごく長く感じました」 「悲しいけど、理解するのに一生かかる人もいれば、一生受け入れられない人もいます。それでも我が子。それこそ我が子なんですけどね」 5月のPEOPLE誌とのインタビューでも、マーロンは「拒否感が受容に変わった1週間」について語っています。 「あの1週間は、私がもっとも成長した期間でした。子どもの存在意義や無条件に愛する素晴らしさを理解したんです」 「私にとって唯一大切なのは、自分の子どもが幸せであることだけです」
