阪神・門別が凱旋登板で4回1失点の力投「開幕ローテはないと言われているけど目指したい」スタンドには横断幕「頑張れ!」
「オープン戦、日本ハム-阪神」(2日、札幌ドーム) 阪神先発の門別啓人投手が4回を投げて2安打1失点で降板した。 【写真】故郷の応援が心強かった!スタンドに掲げられたお手製の横断幕に愛があふれる 地元・北海道での凱旋登板で力強い投球を見せた。初回、先頭の細川から見逃し三振を奪うと、3番・阪口も空振り三振に仕留めて立ち上がりは3者凡退。二回は2死二塁から7番・田宮に左前先制適時打を許したが、後続を抑えて最少失点で防いだ。 1点リードの四回。先頭の今川に中越え二塁打を運ばれ、ピンチを背負った。しかし、迎えた阪口を空振り三振。続く水谷には四球を与えたものの、淺間、江越を左飛に打ち取り、得点を与えなかった。 バックネット左には「門別啓人投手 頑張れ!!」と書かれた横断幕が掲げられ、両親や友人らが応援。お世話になった多くの方に見守られながら、頼もしい姿を届けた。 高卒2年目で岡田監督は伸びしろにも期待しているが、門別は「開幕ローテがないと言われているなかで、それでも開幕ローテを目指したいと思っている。ここからどんどん続けてローテーションに入っていけたら」と意気込んだ。