雨降る夜明けに…養殖海苔の種付け解禁 「一番海苔」は12月上旬に収穫予定
熊本放送
養殖ノリの種付けが解禁され、有明海沿岸ではノリ網の設置作業が始まりました。 熊本県玉名市大浜の沖合3キロメートルほどに設置された養殖場では、雨の降る中、夜明け前からノリ養殖業者たちが今シーズン最初の網を支柱に固定していました。 【写真を見る】雨降る夜明けに…養殖海苔の種付け解禁 「一番海苔」は12月上旬に収穫予定 今年は猛暑の影響で海水の温度が下がらず例年に比べて一週間ほど遅い種付けになりましたが、現在は適水温の23度ほどに下がり、大浜漁協の養殖場では約1万2千枚の網張り作業に追われていました。 網には海苔の胞子が付けられた牡蠣殻がぶら下がっていて、順調に生育すれば黒々としたノリで覆われ、12月上旬には一番海苔が収穫されます。 県内では約11億270万枚の出荷を見込んでいるということです。
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