堂本剛「意見を聞いて、自分と対話して」…大阪の学生30人の前でトーク
KinKi Kidsの堂本剛が、映画『まる』(10月18日公開)で27年ぶりに映画単独主演、人気現代美術家のアシスタントを演じる。それを記念し10月2日、「大阪芸術大学スカイキャンパス」(大阪市阿倍野区)でおこなわれたアートイベントに登場した。 【写真】「足さん方が…」関西弁でボヤく堂本 1997年の『金田一少年の事件簿 上海魚人伝説』以来の映画主演。この日には、大阪芸術大学の美術学科の学生数名が同映画をイメージした高さ2m幅6mの巨大アートが堂本を迎えた。 この巨大アートは、堂本が最後の仕上げとして「まる」を描いて完成させることに。最初は「足さなきゃよかったなと思うことをいっぱい経験しているから・・・足していいかな」「ごめんね、ちょっと消しちゃうけど」と謙遜していた堂本だったが、いざ筆を入れるとさすがの集中力を見せ、完成時は学生から大きな拍手が送られた。 MCからの「表現者として大切にしていること」との問いには、「僕は真剣に悩んでこなかったかもしれないです。というのも、『ただ自分を生きるだけ』って言う答えがでているので」とキッパリ。「僕は音楽が好きなのですが、なかでも『ファンクミュージック』がめちゃくちゃ好きなんです。日本ではあまりたくさんの人に聞かれるジャンルではないんですけど、僕はあえてそこに飛び込みました」。 「自分と誰かと比べるとかではなくて、実はみんなプラスなんだと僕は思っているんですけど、ファンクミュージックも誰もが魅力的なんだよ、っていうことが繰り返されている音楽なんです。だから好きなんですよね」と明かした。 そして学生に対し、「みなさんも表現者、アートをやっていく上で、いろんな人の意見を聞くことになると思いますけど、自分の心の声とむきあって対話して。人生は一度きりですから、自分らしい楽しみを見つけて生きてほしいなと思います」と語りかけた。 映画『まる』は10月18日に全国ロードショーされる。