これ同じキャラ?「サンチェ」ができるまで 度重なる“整形”で今の姿に サンフレッチェ広島マスコット エディオンスタジアムと歩んだ30年
■なぜ何度も“整形”したの? かつての飼育員に話を聞くと… この変化について、かつてサンチェを飼育していたという男性に話を聞ききました。 サンフレッチェ広島 元サンチェ飼育員 吉武雄太 さん 「やっぱり時代時代に即した姿形がきっとあると思っていて、前回整形をしたタイミングで、『ゆるキャラブーム』でかわいらしい姿形が好まれてたいっていうのもあるので。 (Q.何回くらい整形している?) 4~5回はいじっているとは…それに少しずつプチ整形もやっていると思います。」 包み隠さず、サンチェは「整形」していると明かしてくれました。整形効果もあり、Jリーグのマスコット総選挙では下位クラスから最高1位に順位が跳ね上がりました。 2013年:32位→2014年:2位→2015年:1位 並べてみるとこの変わりぶり…。なお、クラブ発足当時の「サンチェ」と1997年頃に「サンチェジュニア」と名乗り始めたキャラクターは、なんと別人ならぬ、「別クマ」だというのです。 サンフレッチェ広島 吉武雄太 さん 「おそらく親子だとは思っています。でもサンチェがSNSで『じっちゃん』と呼んでいるので、おじいちゃんかもしれないですし、ちょっと今となっては真相は闇の中ですね」 公式HPでは、サンチェは「両親とは生き別れ」ということになっています。 サンフレッチェ広島 吉武雄太 さん 「(Q.サンフレッチェの方はキャラクターに対して柔軟というか適当というか…) 適当だったんでしょうね。ただ、それがこのままじゃだめだなというのもあって今のサンチェジュニアに関してはしっかりやろうというコンセンサスの元、ここまで来ています」 ■今のサンチェからのメッセージ エディオンスタジアムでの最終戦、サンチェは私たちに会いに来てくれました。 サンチェが書いた紙には… サンチェからのメッセージ 『10年前のことをいまさらひっぱりだしてくるのはずるい』 来シーズンに向けてもメッセージをくれました。
サンチェからのメッセージ 『エディオンスタジアムからエディオンピースウィングへおおきなかけはしをかけるよ!』
中国放送