「さっぽろ雪まつり」5日開幕へ 大小の雪像づくり進む
【北海道・札幌】北海道最大の祭り「さっぽろ雪まつり」。第67回目の今年は2月5日(金)からスタート、メイン会場となる大通会場と氷像が集うすすきの会場は2月11日(木)まで、ファミリー向けのアトラクションもあるつどーむ会場は2月18日(木)まで開催されます。メインとなる大雪像から市民の手による小さな雪像まで、開幕へ向けて着々と制作が進んでいます。
「進撃の巨人」の大雪像など計117基
今年の大通会場の雪像数は全部で117基(大雪像5・中雪像8・小雪像104)、氷像は9基。すすきの会場は小氷像60基、つどーむ会場は22基(中1・小21)制作されます。大雪像は毎年、時事ネタに絡めたものが制作されますが、今年は北海道新幹線(2丁目道新氷の広場、8丁目雪のHTB広場)やアニメ「進撃の巨人」(4丁目STV広場)などがテーマとなっています。 もちろん大雪像の迫力も楽しみのひとつですが、忘れてはならないのが市民雪像。市民の手作りの雪像は80基(事前申し込み制)が制作されるのですが、現在制作の真っ最中です。 一昨年までは展示されていただけでしたが、昨年からは「市民雪像人気投票」(さっぽろ雪まつり公認アプリ「さっぽろグルメクーポン」内にて投票)がスタートしているとあって、市民ボランティアにも熱が入ります。
「四角い雪の塊」から市民ら制作に汗
この市民雪像の制作は1月30日(土)からスタート、わずか6日間で完成させなければいけないのでスピードが勝負となります。市民雪像が並ぶ9丁目市民の広場を筆者が訪れた時も、多くの制作スタッフが雪像作りに励んでいました。 さっぽろ雪まつり実行委員会は、四角柱の雪の塊を用意してくれますが、その塊を削ったり、逆に塊に雪を加えたりするのは制作スタッフの役割。多くのスタッフを動員するチームや、講師を招いて本格的に制作するチームなど、作り方もテーマもばらばらの市民雪像も忘れずにチェックしてみてください。
また、11丁目国際広場では43回目となる「国際雪像コンクール」も開催されます。昨年はタイが優勝しましたが、今年はどの国が栄冠を勝ち取るのかも注目です。 第67回さっぽろ雪まつりは、2月5日(金)から開催です。ちなみに、大雪像制作中は重機の出入りがあるので危険なので立ち入り禁止になっている場所が多くなっています。ご注意を。 (ライター・橋場了吾)