軍事クーデターに抗議しジャングルに潜伏、闘いと決意のドキュメンタリー公開
圧政が続くミャンマーで潜伏生活をしながら闘い続けるコ・パウが自らを撮影したドキュメンタリー映画「夜明けへの道」が緊急公開される。 【画像】圧政が続くミャンマーの実情を捉えた「夜明けへの道」場面写真 コロナ禍以降に家族で製作したコメディ動画をSNSへ投稿し、100万人を超えるフォロワーを持つようになった映画監督コ・パウ。2021年に同国で発生した軍事クーデターへの抗議デモを先導したとして指名手配され、国軍から追われる身となった彼は、民主派勢力の支配地域に逃亡する。そしてジャングルで潜伏中に短編映画「歩まなかった道」を製作。現在も潜伏生活を続ける中でセルフドキュメンタリーを新たに作り上げた。 「最後まで闘い続ける」というコピーが添えられたビジュアルでは、銃とカメラを手にしたコ・パウがジャングルの道を歩く様子が確認できる。そして場面写真には、ミャンマーで生きる人々の姿が切り取られた。 「夜明けへの道」は4月27日より東京・K's cinemaほか全国で順次公開される。 (c)Thaw Win Kyar Phyu Production