“オバタリアン”の語源にもなったホラーコメディが待望のBlu-ray化！

『エイリアン』(79)や『ゾンゲリア』(81)、『トータル・リコール』(90)の脚本家ダン・オバノンが手掛け、1980年代後半に小学生を中心に社会現象を巻き起こしシリーズ化もされたホラーコメディ映画『バタリアン』(85)の国内初Blu-rayが4月26日(金)に発売される。 【写真を見る】ゾンビ映画の名作は実話だった!?日本中の小学生たちを虜にしたあの吹替え版も収録 「ゾンビ映画『ナイト・オブ・ザ・リビングデッド』は軍人病院で実際に起きた事件を脚色したもの」。そんな恐ろしい話を耳にしたフレディ(トム・マシューズ)は、勤めている商会の地下倉庫に“ゾンビ”を生みだす元凶となった薬品“トライオキシン245”に汚染された死体が眠っていることを知らされる。そんななか、死体の入ったタンクから突然謎のガスが噴出。商会に保管された解剖用の死体から墓地に埋葬された遺体までもが次々と動きだし、街には脳みそを求めて人間を襲うゾンビ軍団“バタリアン”が溢れかえることに…。 今回発売されるBlu-rayのビジュアルは、封入特典の解説書も手掛けたアートディレクター/映画評論家の高橋ヨシキが担当。またメイキングなど約60分に及ぶ特典映像に加え、2種類のオーディオコメンタリー、「金曜ロードショー」版の日本語吹替が収録されるほか、セリフになっていないオバンバやタールマンの心情やカメラに映っていないゾンビたちの気持ちまで覗くことができるアメリカ版ソフトの特典「In Their Own Words -The Zombies Speak」を吹替用字幕として調整した「ゾンビ字幕」が収録される。 日本公開からまもなく40周年。ゾンビホラーとスプラッターとコメディが見事に融合した傑作エンタメを、この機会にコレクションに加えてみてはいかがだろうか！ 文/久保田 和馬