フューリー父が頭突き流血の惨事!ウシク陣営と乱闘騒ぎに=ボクシング・ヘビー級統一王座戦
5月18日にサウジアラビア・リヤドにて、WBC世界ヘビー級王者のタイソン・フューリー(35=英国)とWBAスーパー・IBF・WBO世界ヘビー級統一王者オレクサンドル・ウシク(36=ウクライナ)の、4団体統一戦が行われるが、フューリーの父親ジョンがウシク陣営と乱闘。自ら相手に放った頭突きで額が割れ流血する騒ぎとなった。 【フォト&動画】フューリー父が頭突き流血!ウシク陣営と乱闘騒ぎ 史上初の4団体統一世界ヘビー級王座戦の前哨戦か、闘志を燃やしたフューリーの父親が、リングに上がる2人よりも先に血を流した。 13日にフューリー陣営とウシク陣営がホテルのロビーで接触。元々、仲の悪い陣営同士だったため、激しい口論となると、ジョンが相手陣営の男性1人に頭突き。しかし仕掛けたジョンの額が割れて、流血となった。 長年”ヘビー級最強”と言われてきたフューリーと、元クルーザー級4団体統一王者ウシクとの対戦は、フューリーサイドの“アクシデント”で長く実現できていなかった。 最初は昨年12月23日に対戦が決定するも、フューリーが同10月に元UFCヘビー級王者フランシス・ガヌーとのノンタイトル戦で思わぬ苦戦。ダメージを受けたこともあり延期。そして、2月中旬に実施予定だったが、今度はフューリーが練習中にスパー相手のヒジ打ちを貰い、右目上をカット。これで再々延長となっていた。 今回は父親の負傷なので、流石に延期はないが、逆に両陣営の感情はヒートアップ、リング上での激闘も期待できそうだ。