Ｃ・デムーロ騎手が来日「トンカツ食べたい」天皇賞・秋でダノンベルーガに騎乗
凱旋門賞2勝のクリスチャン・デムーロ騎手（32＝イタリア）が24日、短期免許の手続きのため栗東トレセンの事務所を訪れた。前日23日に来日。2年ぶりの短期免許を取得して今週から年末まで騎乗する。 スーツ姿で現れ「本当にうれしいです」と日本語で思いを口にすると「たくさん勝ちたいし、G1も勝ちたい」と意気込んだ。 日曜の天皇賞・秋（G1、芝2000メートル、東京）ではダノンベルーガ（牡5、堀）に騎乗する。テン乗りとなるが「海外でも対戦してよく知っている。中団から脚を伸ばしてくる馬。いい結果がついてくると思う」と期待した。 今年はフランスで124勝を挙げて現在リーディング4位。JRAでは通算195勝を挙げ、G1・4勝を含む重賞13勝をマークしている。 日本での生活は慣れたもので、今年も兄ミルコ・デムーロ騎手の自宅に“居候”する。「おなかがすいたからトンカツが食べたい」と和食を恋しがっていた。
